●106　騎行　きこう　〇きたれともよのりてかけん

　表題：騎行
　読み：きこう

　収録：(A)新男子音樂教科書 第1編 若狭萬次郎編 共益商社 1934(S.9).9.26=初/1935(S.10).11.5=修正再版 ◎Copy=(K18)
　　　　(B)新中學唱歌教科書（初級用）第2編 若狭萬次郎編 共益商社 1931(S.6).9=初 ◎[A3-24],Copy=(K77)
　　　　(C)新男子音樂教科書 教授用 第1編 若狭萬次郎編 共益商社 1936(S.11).10.26=初 ◎[A3-39],Copy=(K94)

　記譜：(A)二部合唱（または単声）（伴奏なし）　イ長調　4/4
　　　　(B)単声（伴奏なし）　イ長調　4/4
　　　　(C)二部合唱（または単声）（伴奏付き）　イ長調　4/4

　インチピット：ソソ｜ドドドドソミド｜ソソソソ

　曲：ツァーン，クリスティアン・ヤコプ(Zahn, Christian Jacob)？
　詞：犬童球渓

　※「騎手の歌」(A.32)と同曲同一詞

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［詞］　※新男子音樂教科書より

１．來（きた）れ友よ騎（の）りて駆けん　遠くつづく畷（なはて）を
　　手綱ゆるく鞭を執（と）れば　走る駒も勇むよ
　　走れ走れ砂を蹴立てて　駆けよ駆けよ蹄（ひづめ）もかろく
　　走れ走れ砂を蹴立てて　駆けよ駆けよ蹄もかろく

２．行手（ゆくて）遠く山路嶮（けわ）し　人生（ひと）の行路（みち）も斯（か）くこそ
　　汝（なれ）を頼む己（おの）が此の身　心せよや我が駒
　　走れ走れ砂を蹴立てて　駆けよ駆けよ蹄もかろく
　　走れ走れ砂を蹴立てて　駆けよ駆けよ蹄もかろく

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